top of page
.jpg)


[Skiagram#2]
ゼラチンシルバープリント
3000×1600
2021
作品はガーゼを支持体に写真乳剤で人の影を感光させたものである。
人にポーズをとってもらい撮影したものを型紙にし、それを投影した状態で同じポーズで感光剤の前に立っている。
人は生活の中で様々な役割を背負って生きているが、その役割は出来事のタイミングなどのランダムな要素によって決まることが多いと考える。
その役割にはある程度型があり、それらの組み合わせで個人は成り立っている。
「私」というものは役割の隙間に生まれるものだとすると、あなたは私であったかもしれないし、私はあなたでもあり得たのではないだろうか?
役割のネガとしての個人をどう捉えれば良いのかを、影を残すという行為を通して通して考える。





2021 オルタナティブ掘っ立て小屋ナミイタ 「去来するイメージ/往還する痕跡」
bottom of page